2024年日本最大級のビーガングルメフェス「ビーガングルメ祭り」が開催されることはご存知ですか?近年海外から日本でも徐々に注目されているビーガン料理ですが、そもそもどんな料理なのか知らない方も多いはず。そこで今回は、ヴィーガン(ビーガン)とベジタリアン、その違いや名前の由来、おすすめの食品店まで丁寧に紹介します。
ヴィーガン(ビーガン)とベジタリアンの違い
一般的なベジタリアンは肉や魚を食べないというのに対してヴィーガンは卵・乳製品・はちみつも口にしません。ここまで聞くと「野菜しか食べない変な人?」と感じてしまうかもしれません。
しかし、健康や美容を目的とした食生活の見直しや、環境問題への関心の高まりから欧米を中心にビーガン人口は拡大しつづけており、日本にもその波は確実に訪れています。
ライフスタイルに気軽に取り入れられるビーガン、ベジタリアン料理も増えている今、改めてどのような食生活か知りたくなりますよね。
美容のために取り入れる人もいるんだ!
ベジタリアンといえど
まず、ベジタリアンといえど沢山のタイプに分けられることはご存知でしょうか。
- ヴィーガン(植物性食品のみを食べる)
- ラクト・ベジタリアン(植物性食品と乳製品は食べる)
- ラクト・オボ・ベジタリアン(植物性食品と乳製品、卵は食べる)
- ペスコ・ベジタリアン(植物性食品と魚、卵、乳製品は食べる)
上記の他にも多くのカテゴリーに分類されています。
そもそもなぜベジタリアン?
ベジタリアンになる背景もその種類と同様に様々です。アレルギーや病気など健康のために選択する人。自身の動物や環境に対する考え方、宗教、スピリチュアルな理由を持つ人。特に近年は「持続可能な社会にする次世代のライフスタイル」として生活に少しづつ取り入れているひとも多いようです。
ヴィーガンとは完全菜食主義者
ヴィーガンという言葉は、1944年イギリスでヴィーガン協会(The Vegan Society)が設立された際に命名されたそうです。
ベジタリアンとは様々なタイプの菜食主義者の総称であるのに対して、ヴィーガンは卵や乳製品を含む、動物性食品をいっさい口にしない「完全菜食主義者」のことをいいます。
さらに、食だけに限定するのではなく、身の回りのものからできるだけ動物由来のものを避けることで動物の命を尊重する「エシカル・ヴィーガン」という方もいます。例えば、レザーや毛皮などの動物性製品全般の使用を避けたりするようです。
食生活の新たな選択肢
新たな食生活の選択肢として、ビーガンを選ぶ前にメリット・デメリットは最低限に理解する必要がありそうです。
デメリット
栄養管理が困難、体に合わないこともある
肉や魚、卵、乳製品といった動物性たんぱく質を摂らないヴィーガン最大のデメリットは、ずばりたんぱく質欠乏やカルシウム不足を起こしやすいことです。大豆やヒヨコ豆などたんぱく質が豊富な食材や、アーモンドやホウレン草などカルシウムが豊富な食材を意識して選択する必要があり難しそうですよね。
簡単に栄養補給できないかな
難しい栄養管理を避けるため、気軽にサプリメントなどで補給する方もいるようです。
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また、人によってはヴィーガンの食事がカラダに合わず、体調を崩す原因になってしまう人もいるようです。
食費がかかる
必須の栄養を植物だけで補おうとすると思ったより食費がかかるなあと感じてしまう人も多いようです。しかしながら、豆腐や季節の野菜をうまく取り入れることで、安価に抑えることも可能です。
外食の選択肢が減る
日本は世界各国と比較してヴィーガン人口が少ないので、都心部ではヴィーガン食を提供するレストランも少しずつ増えてきていますが、まだまだ理解が進んでいるとは言えないのが実情です。
メリット
ダイエット効果への期待
一般的に肉や魚を食べる生活よりも摂取カロリーが削減されるためにダイエット効果があると言われています。また、動物性のタンパク質は消化に時間がかかり、胃や腸に負担になりやすいです。そのためヴィーガン料理を食べる生活始めると体が軽く感じやすいそうです。
体臭の軽減
体臭の原因として、動物性のタンパク質の過剰摂取が挙げられると言われています。実際ヴィーガン食に変えて体臭に悩まなくなった人も多くいるようです。
食への意識変化
ヴィーガン食に変えると、これまで無意識に食事を取っていた生活から、その料理がどのように作られたのかを考える生活になるともいえます。地球環境や社会問題に意識を向けるきっかけとなりそうですね。
日本でヴィーガン食品を手に入れるには
試してみたいけどちょっと敷居が高いなあ
Amazon等、インターネットで気軽に
例えば大豆ミートや植物性のチーズなどは気軽にAmazonなどで買うことが可能です。
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店舗でじっくりと選ぶ
比較的入りやすく、手に取りやすい雰囲気のお店を紹介します。
Biople
オーガニックの化粧品や日用品を取り扱うビープルはベジタリアンビギナーにピッタリ。試しやすいスナックから手に取ることができます。
BIO-RAL
スーパーライフが手掛ける自社オリジナルのブランド。基本的にオーガニック食品や地産地消を意識した製品が販売されていますが、ビーガン、ベジタリアン商品も取り扱いされているようです。
日本最大級のビーガングルメフェス「ビーガングルメ祭り」
冒頭にもご紹介したように、日本最大級のビーガングルメフェスが主要都市で開催されます。この記事でビーガンに興味をもった皆さんは、一度試してみる良い機会になりそうです。
まとめ
いかがでしたか。健康や美容のためにも、これからの地球のためにも食に目をむけるいいきっかけになりそうですね。
無理のない範囲で試してみよう!
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