婚約の証として贈られる婚約指輪(エンゲージリング)ですが、「お金がもったいない」「普段つける機会がない」などさまざまな理由で購入しないカップルも増えています。婚約指輪は本当に必要ないのか?実際、みんなはどうしてるのか? もらわずに後悔しない? といった素朴な疑問への答えや、婚約指輪いらない派の本音を紹介します。
わたしの周りも婚約指輪がいらない人も増えているかも
「婚約指輪はいらない」という本音は?
以前はほとんどの人が贈っていた「婚約指輪(エンゲージリング)」ですが、近年は「いらない」と主張する場合も増えているようです。
「いらない、というパートナーの本心は?」
「これから結婚するのに、本当に贈らなくてもいいの?」
そんな贈る側の疑問について、相手側のホンネをひも解いてみましょう。
なぜ婚約指輪を贈る必要があるの?
そもそも婚約指輪って必要なの?って思う方もいるかもしれません。婚約指輪は婚姻届のように必ずしも用意しなければならない法的なルールはありませんが、結婚の約束をカタチにして残しておけるものです。
また、「一生あなたをお守りします」という男性の決意の表れでもあります。男性から女性へ愛の誓いをカタチとして残しておくことは、これから長い結婚生活をおくるうえでとても大切なことです。彼の誠意が込められた婚約指輪があることは、この先の結婚生活の糧になりますし、何よりも夫婦の絆をより一層深めてくれる宝物となってくれることでしょう。
また、婚約指輪はご両親への意志への現れにもなりますよね
「婚約指輪はいらない」は本心?
2021年の調査では、74.5%の男性は婚約時になにかしらの「婚約記念品」を贈っており、なかでも88.1%といちばん多くを占めるのが婚約指輪です。2位のネックレスが7.4%なので、婚約指輪がいかに圧倒的人気かがわかります。
ゼクシィ 結婚トレンド調査 2021
全体ではおおむね3組中2組が婚約指輪を贈っているということになります。逆にいえば、全体の1/3のカップルは婚約指輪のやり取りをしていない、ということになります。婚約指輪をいらないという人には以下のような理由があるようです。
①お金がもったいないから
相手に金銭的な負担をかけたくないという思いがある
婚約指輪の相場は平均30-35万円。新生活や結婚式のためにもなにかとお金が必要なため、指輪に大金を使うのはもったいないと考える人も多いようです。「これからの生活を考えると相手に金銭的な負担をかけたくない」という思いから、いらないという考えに至るのかもしれません。
②婚約指輪を普段つけないから
婚約指輪といえば、プラチナリングに一粒ダイヤのついたソリティアリングが代表的なデザインですが、「特別なときにしかつけられない」「普段のファッションには合わない」「自分の好みのデザインではない」という考えから、いらないと判断している人もいるようです。
確かに婚約指輪は普段つけるのは難しいですよね、、、
婚約指輪はプロポーズのときにサプライズで贈られるイメージもあるため「相手が勝手に選んで、好みと違う指輪をプレゼントされたら困る」と考える人もいます。相手のセンスを信用できないことを直接伝えて傷つけたくないから、「欲しくないわけではないけど…」という本音とは裏腹に、「いらない」という人もいるようです。
③婚約指輪のほかに欲しいものがあるから
普段使わない指輪を買ってもらうくらいなら、別の物が欲しいと思う人もいます。そのぶんは、結婚式や新婚旅行のグレードアップ、新婚生活を豊かにする実用的なアイテム、ネックレスやピアス、イヤリングなどほかのジュエリーなど、ふたりの価値観が合うものに使うようです。
④婚約指輪をおねだりするのが恥ずかしいから
「欲しい」と素直に言えない
勝ち気な性格だったり、「甘えるのが苦手」といった女性の場合、ロマンティックなことをリクエストするのが照れくさくて、本当は欲しいと思っていても、つい「いらない」と言ってしまうケースもあります。男性がその言葉を鵜呑みにしてしまうとがっかりされる可能性もあります。
⑤彼を試したい
彼の愛情の深さを試したいと考えている
言葉では「いらない」と言っても婚約指輪を用意してくれるのではないか、彼の愛情の深さを試したいと考えている方もいるのでは? サプライズやロマンティックなシチュエーションが好きな女性は、あえて「いらない」と言って彼の出方を探ろうとしている可能性もあります。
両親から譲り受けた婚約指輪があるからといった理由で
婚約指輪を購入しないケースがあるようです
婚約指輪がないと離婚率が上がる?!
諸事情により、お金のことを考え婚約指輪はいらないという現実的な理由とは裏腹に、婚約指輪を贈らなかったカップルは離婚率が高くなるという驚きのデータもあります。
式を挙げたり婚約指輪を贈ったりは確かにお金のかかることですが、一生に一度の一大事です。
「結婚」という一大イベントに情熱を注げなかったり、「婚約指輪をきちんと段取りを踏んで贈る」ということに手を抜いたりした先には・・・ということをデータが示しています。
また、そういったやりとりの中で、ふたりの絆や愛情が深まったりするものです。婚約指輪はパートナーへ「永遠の愛を込めたプレゼント」を贈ることでもあります。指輪そのものの大きさや値段ではなく、その気持ちや婚約指輪を贈る行為自体が、相手の心を強く掴むのです。
あると役立つシチュエーション
夫婦でのデート
婚約指輪を着けることで互いに婚約当初の気持ちを思い返したり、懐かしい思い出話などで会話が弾んだりと、気持ちも盛り上がります。
ドレスアップする時に
誰かの結婚式や家族の誕生祝い、夫婦の結婚記念日など、おしゃれをして出かける場合にも華やかな婚約指輪が活躍してくれるはずです。結婚指輪と重ねづけすることでより一層豪華になり、ドレスアップも楽しめます。
子供の行事や、親族での食事会で
写真をとる事も多い子供の行事や、親族での食事会。家族の思い出を彩どるアイテムとしても最適です。真珠を身に着ける方も多いですが、婚約指輪でも上品に演出してくれること間違いないです。
子供へ引き継ぐことも?!
親から子供に遺すのに最適なもののひとつが婚約指輪です。欧米では指輪などのジュエリーを受け継がせる風習があり、家族をつなぐ絆として婚約指輪が生かされるのです。その際は受け継いだ人やその時代に合わせてデザインやサイズをリフォームすることも可能です。
結局のところ「婚約指輪はもらっておけば良かった」と後悔・・・
「婚約指輪をいらない」と言った人の大多数が「やっぱり婚約指輪をもらっておけば良かった・・・」と後悔しているそうです。
やっぱり婚約指輪は買ったほうがいいの!!
婚約指輪がいらないことを彼を傷つけずに伝えるには
婚約指輪を贈りたいと思っている彼に、軽く「いらない」と伝えてしまうと、まるで結婚をうれしく思っていないとマイナスに思われてしまう危険性があります。 結婚へのケジメとして、彼女を大切に思っていることを形で示したいなど、婚約指輪について深い意味を感じている彼ならば、彼の贈りたいという気持ちをまずは受け止めることが大事!
それでも必要ないと思うならば、その理由を丁寧に伝えましょう。 もし、婚約指輪以外に欲しい物がある場合は、「婚約指輪は着ける機会があまりないけれど、もし記念に買ってもらえるならば毎日つけられる腕時計が欲しい」など、不要である具体的な理由と欲しいものを伝えると彼に理解してもらいやすいでしょう。
愛は金額じゃない!低価格で買える婚約指輪も
婚約指輪の平均相場は20~30万円台です。これは素材であるプラチナや、ダイヤモンドの品質や大きさによる価格なのですが、決して安い価格ではないですよね。
この金額が重荷になってあげたくても迷っている人や、欲しくても言えない人も多いはずです。
ねもふぃらも彼にお願いして婚約指輪を買ってもらいました。きっといい思い出になるはずです。
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